有限会社アクラ

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日常の中に。地域の中に。

こんにちはアクラです。

この度アクラ事務所の近くで工事を行っていた

歯科医院『花ことば歯科クリニック』のリノベーション工事がほぼ終わりました。

4月後半から医院のスタッフの皆様及び院長先生も現地準備に専念され

私たちアクラの工事関係者も連日作業を行い、完成となりました。

アクラ事務所に院長先生が来られたのが

昨年末

アクラ事務所に問い合わせをいただき、設計~建築工事まで

お任せいただくことになりました。

リノベーションを行ったのは、院長先生のお父様が開業された 同じく診療所で

外観の形状を生かしながら

市街地の中、日常で多くの方が目にする場所でもあることを意識しながら

先生の想いを重ねて

地域に根差した医院として

素敵な場所になるように

検討を重ねていきました。

スケジュールがタイトではありましたが

開業に間に合うことが出来

胸をなでおろすとともに

これからスタートする医院が

さらに日常と、地域の中に

自然に馴染んで、愛される場所となってもらえたら、うれしいなと思います。

『花ことば歯科クリニック』

家の個性は、隠れた構造にもある
2025.05.01

こんにちはアクラです。

リノベがスタートしている、岡山市内の某邸

建築時期が40年前後と

まだ極端に古いわけではない建物ですが

建築当初の姿に戻り

内部のしつらえをこれから計画中です。

新築時は当然ながら、内部の間取りと外観を強くイメージを持って計画していきます。

そのため、構造体というのは 上記の主役に合わせるように逆算で形作っていきます。

そして見えなくなると、影の支え役となり

見えない存在になります。

反対に、リノベーションではその構造体を一度見えるようにしたうえで

内部空間を、現代の生活に合わせて再計画していく行為になります。

リノベーションをしていくと、対象の建物それぞれに 固有の個性・そして歴史を持っていることに気づかされます。

その骨組みを全部取り除いてしまう・原型が無いほど変えてしまう・もしくは見えなくしてしまうのでは 建物がたどった歴史を無視するような感覚があります。

アクラでは、建物固有の構造が持っている個性も

デザインの一つだと考えています。

リノベーションの難しく、そして面白い作業の一つに

既存の建物との対話が

あるのだと思います。

私たちの建築という仕事の意味を

たどった歴史を通じて考える作業は

大切だなと思います。それと同時に

クライアントの生活を

想像する時間を与えてくれている

気がするのです。

作りながら考える。
2025.04.25

こんにちは、アクラです。

新緑が目に飛び込んでくる季節となってきました。

目にも体にも爽やかな時期です。

アクラでは建物を作りながら考える

ようにしています。

建築工事の都合上、段取り・準備を考えるのであれば、すべて設計し終えてそれぞれの

発注をしつつ、工事に着手していく事がセオリーではあるのですが

空間というのは、出来上がってみないとその場の空気感や景色というのは、想像と異なってくるものだと考えます。

私たち建築のプロでもそう思うのですから、クライアントはその数倍 感じる事も多いのではないかと思うのです。

空間をその場で感じてもらうには

やはり出来上がったあとでないと

分からないことも多いです。

その時の季節や、空気、風の流れ

湿度や音の具合など

複数の要因を感じながら

アプローチから生活の流れを

確かめることで

図面や仕様書だけでない

実際のスケール感覚や

時間の流れも、想像し、また

気づくことも多いわけです。

現在の住まいを改修する

リノベーションなら想像

しやすいですが

新築の場合は、なおさら

作りながら考えることが

大切ではないかと思うのです。

効率化の時代とは少し逆行するようですが、感覚的に空間を確かめる作業が

住み手の建築に対する

愛着の深さにも

つながってくるのではないでしょうか

緑と共に建築を
2025.04.17

こんにちは、アクラです。

三寒四温ももう最後の時期になって

きましたね。

本日から暖かい日が続きそうです。

この時期になると

住まいの周辺で草刈りが大変になってきます。

花々が元気になるという事は

当然ほかの緑も元気に

なるわけですから

当然なわけなのですが

自分たちだけ、住まいの中で快適で

外の事は関係なし というわけにはいかないのかな思います。

木造を扱うものとしても

空気の循環を長年重ねた結晶を

たくさん使って建てる住まいと

やはり外と中はつながっているのでは

ないかなと思います。

その役割が少なからず『庭』にあるように

感じます。

当然、手入れの大変さはあるのですが

ふと見渡す室内から

緑が見える事で、伝わってくる

外とのつながりを

大切にすることは大事かなと考えます。

草木が揺れ、日差しや、雨水に

さらされる事が、本来の

自然環境である事を

日常の中に少し取り込んでいくと

より、暮らしが豊かになるのでは

ないでしょうか。

現場作業をしながらも

景色づくりに

悩むことも多いのであります(笑)

丈夫なスケルトン 多様なインフィル
2025.04.11

こんにちはアクラです。

現在リノベーション工事が

数件あり、アクラの腕が鳴っております(笑)

よくリノベーションや

建築工事の考え方で

スケルトン・インフィル という言葉があります。

躯体※骨組み と

内装・設備

と、日本語では解釈されています。

日本の建築は

どうしても、外部と内部が繋がっている考えが多く

内部の間取りを、都度変化させる

という考え方がまだ少ないです。

インフィル※内部空間 を自由に考える

事は、非常に重要で

家庭も家族も、5年・10年ピッチで

大きく変化することが

普通にあります。

家族自体が変わる【持ち主が変わる】こともあれば

建物を使う用途も

変わることもあり得ます。

そうした長期的な目線で

建物の価値を高めるにも

スケルトン・インフィル

内部を自由に変化しやすくできる

建物作りは、結構重要なことだと

思うのです。

現在、アクラは クリニックの工事と

住宅のリノベーションを行っていますが

躯体の魅力を引き出すことも

重要だなと思っています。

魅力は、建物を隠しきってしまうのではなく

建物がたどった軌跡も

見せつつ、表現したいなと考えます。

住み手・使い手の満足もしかり

建物のブラッシュアップに

まだまだ腕を磨かねばと

思うのであります。

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