有限会社アクラ

BLOG & NEWS

Scroll
通気性とろ過性
2026.09.02

こんにちは、アクラです。

現在下地工事真っ最中の某住宅工事です。

日々の暑さに、さすがに職人一同くたびれがでてきますね。

現代住宅の気密性と通気性は、なかなか難しい問題です。

昨今の暑すぎる夏と

まだまだ寒い冬の最大の寒暖差が約50度ぐらいで

湿度もアップダウンが激しい日本の

温湿度環境だと

ある程度、空調のサポートが必要で

その空気を逃がさない事が重要です。

アクラも気密性には力を入れています。

それとは反対に

気密性が高まることで、家の空気は

かなり『淀みやすく、濁りやすく』なります。

花瓶の水がすぐ濁るのは、流れていない水だからです。

空気も水と同様に、

上流から清水が流れる川のように

新鮮な空気が室内にあるほうが良いと

考えています。

アクラでは無垢床としっくいを採用することが多いのですが

それらの材料は、体感として

空気をろ過してくれるフィルターのように

感じることが多いです。

しばらくその空間にたたずむと

自然と『落ち着いて』くるです。

目に見えにくい小さな凹凸が

これまた見えない小さな不純物はもちろん

音も小さくしてくれることもあり

しん とした空気が心も落ち着かせてくれるような気がします。

かなりの量の木材としっくいを家の中で使いますから

その体積と表面積は、空調機械のフィルターの

面積とは比べ物にならないんですね。

本来家は 心と体を休める場所だと思います。

現代のスピード感の速い社会生活の摩擦と、情報過多で疲れた体と脳を癒す事は

非常に意味があるのかなと思います。

純度の高い空間に囲まれる時間を持つことは

これから長く生活する住まいで

意味のある事だと思うのですが、いかがでしょうか

小さな喫茶店
2026.07.23

こんにちはアクラです。

先日玉島の栢島 という港町で

小さな喫茶店

ぼんじゅうる珈琲さん

のリノベーションを

お手伝いさせていただきました。

素敵なオーナー様 お二人と協力して

居心地の良い場所づくりを

一緒に考え、進めていきました。

お店の名前で使われているボンジュール は

おなじみのフランス語ですが

フランス語で「良い」を意味する「Bon」と、

「日」を意味する「Jour」が組み合わさった言葉で、

直訳すると「良い一日(を)」という意味

となるそうです。

個人的にはひらがなにされているのも

親しみが沸きます(笑)

10坪ぐらいのお店ですが

コーヒーの良い香りと

オーナー様の笑顔と

優しい気遣いが感じられる

空間がまじりあって

落ち着く居心地と

なったのかなと感じています。

基本的には手仕事でさせてもらった仕上げが多くあります。

ぼんじゅうるさんも

当然ながら手仕事のもてなしを

準備してくださいます。

手仕事の温かみが

無意識に感じれると思います。

ちなみに喫茶とは

禅語で『まぁお茶でも召し上がれ』だそう。

良い一日のスタートに

良い一日の休息に

良い場所となれば幸いです。

お店は本日のオープンです。

今後ともよろしくお願いいたします。

すはだと交じる
2026.07.10

こんにちはアクラです。

ここ数日で一気に夏が到来しましたね。

外仕事である以上、毎年ではありますが

体に堪える季節となりました。

さて、先日まで手がけていたマンションのリノベーションで現場で

写真撮影をさせていただきました。

漆喰と無垢の杉板が

心なしか音をちょうどよく吸ってくれているようで

会話も、人の動きの音、生活の音を

バランスよくなじませてくれています。

思わず、すはだで撫でたくなるのは

漂う質感と

天然であることのやさしさから

惹かれるような気がします。

オーナー様と会話をしながら

気に入っていただいた床材の和やかな話題も

心なしか会話の音を丸くしてくれているような

感じがします。

今はこの材料たちはおろしたての『生地』ですから

まだ馴染まない部分はあるかもしれません。

しかし、だんだんと肌に馴染む

衣類のように

徐々に住まう人と一緒に

空間が味わい深くなってくれることを願います。

またお住まいに伺う日は

良い色あせが出てくれることが

楽しみだったりしています。

再び戻ってこられた

オーナーと共に、また新しい思い出を

刻んでいきますように。

3月最後
2026.03.31

こんにちは、アクラです。

1月から3月はあっという間 と よく言いますが

本当に今年は瞬く間に3月末となってしまった感覚です。

現在進行中の建物で

新しく造る建物もあれば

古い家をリノベーションを行っているものもあります。

年々建物が進化しているように感じてしまいますが

経年で疲れ果てた建物になるのか

年を重ねていぶし銀のように、使う人を安心感に包んでくれる建物になるかは

どうも、自然素材にキーポイントがあるように感じます。

先日、古い屋敷を見学した際に

当然大工の技も光るわけですが

素材それぞれも個性が力強く

質感を増しているような

感じがします。

ここ数週間の値上げラッシュをみていても

使い捨て感覚の

短期的な目線での家づくりが

そろそろ終点になってきているのかも

しれませんね。

家づくりの課題はまだまだたくさんありそうです。

マンションリノベ start
2026.03.05

こんにちはアクラです。

先日からご縁あるクライアントから

マンションのリノベをご依頼いただき

スタートしています。

家族の成長を支えた空間の

使い込まれた表層部分を

取り除くと

無骨なコンクリートが

現れてきました。

心なしか

生活のぬくもりが

無骨な下地にも宿っているようで

愛着をかんじてしまいます。

コンクリート構造も、当然ながら

多くの人の手によって

作られた巨大な手作りです。

そう感じるのは当然かもしれません。

さて、これから行う下ごしらえに

悩みつつ、

楽しみたいなと思います。

ARCHIVES