有限会社アクラ

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【手間ひまをかける】
2018.08.30

私の出身は津山市にほど近い田舎です。
週末は実家に帰って母と一緒に畑仕事をしています。

 

母は畑で野菜を作ることを生きがいとしていて、
多めに作った野菜を少しばかり出荷することを楽しみにしています。

 

スナップエンドウ、トマト、ピーマン、ナス、スイカ……。
今年もたくさんの野菜が実りました。

 

 

実家で作っている野菜はできるだけ農薬を使わないようにしているのですが、
虫がついたり大変なこともたくさんあります。
しかも津山市のあたりはイノシシやたぬきなどの動物もよく出るので、
電気の柵をつけなければすぐに食べられてしまいます。

 

しかし一つひとつ手をかけて育てられた、採れたての野菜の美味しさは格別です。

 

これは家づくりも同じだと思います。
素材や間取りにこだわってお客様と一緒にひとつひとつの家を丁寧に作り上げていく。
そうすることで愛着が湧いて、ずっと住みたくなる家になると思うんです。

 

畑仕事の手伝いは、それを改めて気付くことができたよい経験だったと思います。

【場所と雰囲気】
2018.08.28

「観葉植物が欲しいけど、上手な飾り方がわからない」という方も。
今回は、植物を部屋に置くときのちょっとしたコツをご紹介しますね。

 

1.観葉植物は、部屋の余白を埋めるような位置に置く
広く壁が見えている位置に、背の高い植物の鉢を、
サイドボードの上に、やや小ぶりな植物を置く。
そうすると空間に動きが出て、部屋全体が華やかになります。

 

2.左右対称に同じ植物を置く
背丈を超えるような大きなものでも、手のひらサイズの小さな鉢でも、おしゃれな印象になります。
ソファやテレビボードの左右に置いたり、チェストの両側に置いたりするとよいかもしれません。

 

他には、玄関の飾り棚などいくつかの植物で部屋の一角を飾るときに、木箱や棚を使って高さを変えたり、鉢のテイストとあう雑貨と組み合わせるのもおすすめです。

観葉植物はあたたかみや癒しを与えてくれます。
お部屋の雰囲気に合わせて、緑のある生活を楽しんでいただきたいと思います。

【心がけと工夫】
2018.08.07

もうすぐお盆ですね。
この時期は、旅行に行く方も多いと思います。
しばらく家を空けるとき、気になるのが防犯対策

 

防犯対策でもっとも大切なことは、戸締まりなどの日ごろの心がけ
それと同時に、住宅の構造によっても狙われやすさが違ってきます。

 

高い塀や生垣があって外から見えにくい家は、
塀を越えてしまえば、侵入のための作業がしやすくなります。
プライバシーももちろん大切。
でも家族の安全を守るためには、家を隠しすぎないことも大切です

 

 

あとは、敷地内に侵入されにくくするために、フェンスを置く、
泥棒が玄関ドアに近づきにくくするために、玄関ドアから少し離れた場所に
インターホンを設置するのも効果的

 

建物の裏側も要注意
浴室やトイレの窓から侵入されることが多いからです。
最近では防犯性能の高い格子や窓もあるので、このような物を取り付けることで、
侵入されにくくなります。

 

家は家族を守るもの
毎日の心がけだけでなく、少し工夫することで、家族みんなが安心して住める家に変わると考えています。

 

防犯対策で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

【守るということ】
2018.07.31

先月18日、大阪府北部を震源とする大きな地震が発生しました。
亡くなった方をはじめ、被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。

 

岡山は地震が少ないイメージあるかもしれませんが、
今年の4月に起きた島根県西部地震の際は震度4の揺れが観測されました。
2016年の鳥取県中部地震でも、震度5強という強い揺れが観測されています。

 

地震被害は決して他人事ではありません

 

耐震・制振・免震
全てを最上級のものにしていくと価格も上限を知らない・・・
それでもお客様にはそれぞれの予算もある。

防災に関する考察と悩みは、これまでもこれからも永続的に無くならずに付いてくるだろうと感じます。

 

それでも、
安心して住める安全な家を建てたい

建築基準法をクリアしたとしても、震度6強のような1回の大きな揺れを防ぐだけでは物足りなさを感じるんです。

 

建築基準法にとらわれず、
自分の納得のいくそれ以上の手作りの家こそが、アクラの家であるように

【残すか変えるか】
2018.07.17

「リフォームとリノベーションってどう違うの?」と聞かれることがよくあります。

 

簡単にいうと、リフォームは古くなったものを新しい状態に戻すこと
例えば壊れたところを修理したり、古くなった壁紙を新しくしたりすることです。

 

一方リノベーションには英語で「革新」という意味があり、
ただ直すだけではなく、機能や価値をアップさせることを言います
暮らし方に合わせて間取りを変えたり、造作家具を入れてデザイン性をプラスするという感じです。

 

 

ただ、明確な区別がないこの2つの言葉。

 

特にリノベーションは家のどの部分を残し、どの部分を新しくするか。
設計図だけでなく、現場でも作業を行いながらこそ感じる部分もあったり。
とても考えさせられます。

 

古き良きものを残しつつ、プラスαの手を加えることにより、いい味を出していく。
歴史を刻んできた傷や汚れを活かすことも、リノベーションスタイル

 

職人、設計、監督を一貫してやっていると感じることがあります。

 

現場での作業中に気づくこともある良さ。
そこには、施工前の設計図だけではカタチにできない良さがある。

 

現場での気づきの実現には、
施主と施工者との信頼関係が必要不可欠なんですね。

 

追い求めるのは、センスだけじゃない。
人間の持てる協調性に最高のリノベーションのカギはありました。

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