有限会社アクラ

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抜ける壁。しっくい。
2024.01.30

こんにちは、アクラです。

徐々に日中の日差しに春を感じるようになってきましたね。

本格的な春まであと少し といった感じです。

アクラでは、基本的に壁仕上げ材として

しっくいをお勧めしています。

現代の住宅では壁といえば『ビニールクロス』が一般的ですが

その歴史は薄く、一世代前、約30年も経過していません。

ところがしっくいは日本古来からある、自然材料の内外装材です。

その歴史は深く、材料もシンプルです。

そんなしっくいをアクラがお勧めする理由は

美しい質感だけではなく、調湿・空気清浄機能などと合わせて

一番はミクロ単位の空気の入れ替えが可能である事です。

水をビニール袋に入れても

水は滴るどころか、一日経過しても減ることはありません。

汚れたら汚れっぱなしで汚染されます。

イメージしてもらうとわかりますが、

土と紙 (漆喰でいう 石灰と麻(すさ))

で出来た袋であれば、当然ながら水は抜けていきます。

そして、水は土というフィルターを通して

濾過されます。

部屋の空気も同様に、微量な空気の行き来が成されている状態の

方が、当然ながら健全です。

家族生活の中で出てくる、多量の臭気や、湿度・ウィルスや埃・

目に見えないゴミは無意識の中で大量に空気に出ます。

カビ等も、そうした空気が汚染された証拠です。

しっくいは、それらを少なからずろ過する効果があります。

しっくいは 『空気のろ過装置』 だとアクラは考えています。

当然、家の気密は上げながら

生活の中でのろ過装置を、家の生活の主たるところに

採用しているイメージです。

毎日取り入れている、無色透明の空気だからこそ

意識的に装置を設置してあげることが大切です。

金額もアクラではそこまで大きくならないよう

努力をしています。

そんなしっくいを採用した空間を

是非一度おいしいコーヒーを飲みながら

過ごしてみてはいかがでしょうか?

室内にいながら、閉塞感を感じない

不思議な体感ができると思いますよ。

アガベ・ベネズエラに花が咲く。
2024.01.26

こんにちは、アクラです。

本日は茶屋町のオーナーから

ご相談をいただき、現地確認に

行かせてもらいました。

その際に、100年に一度しか咲かないと

言われているアガベ・ベネズエラ

の花が咲く手前でした!

アガベはこの花を咲かせた後は

子株を付けて、親株は

果ててしまうそうです。

オーナーも親株が枯れてしまうのは

さみしいですね。とおっしゃられていました。

人間と同様に

当然ながら命に限りがある植物ですが

人と共にグリーンがあることは

無機質である建物が

ぐっと『生きる場所』として温かさが

増します。

そして建物が

シンプルで端正であればあるほど

グリーンは建物を引き立ててくれます。

アクラの家はシンプルデザインですので

グリーンが良い役割を

発揮してくれます。

脇役のような彼らは

実は主役なのかもしれませんね。

某事務所工事 上棟
2024.01.24

こんにちは アクラです。

2024年の大寒は 1月20日だそうですね。大寒の二週間を過ぎれば、春の

音連れが感じられるそうです。

そんな寒い中でしたが、某事務所棟の棟上げ工事を行いました。

いつも一緒に工事をしている大工さんも、この日は気合が入る一日。

応援の大工さんも含めて、皆さん真剣勝負のまなざしです。

見事な連携で無事に棟上げが

進んでいきました。

この日は非常に寒かったので

アクラが前日に仕込んだ『自家製とん汁』で

炊き出しです。

大工さんからも、施主様及び従業員の方にも『美味い』と

ご好評いただきました♪

この時期の炊き出しは、アクラの定番となりそうです。

お腹も心も温まったところで、工事再開

ラストスパートで無事に棟上げ完了となりました。

屋根からの絶景を眺めながら

ほっと一息ですが

完成までの道のりまで

まだまだ伴走は続きます。

2024年 アクラの仕事がスタートしています。
2024.01.18

こんにちは、アクラに2024年の新春が訪れました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、2024年のスタートは正月から大変な惨事からの始まりになりました。

建築に携わる仕事をするものとして、生命を守る役割であるこの仕事に

やはり真摯に向き合う大切さを感じております。

そんな2024年のスタートを、職方のプロと、お客様と会話を交わし

お仕事のスタートを切っています。

建築・住宅の役割である、安心して

家族や、建物を使う人の居場所を守りつつ

同時に、和やかで楽しみがある会話が生まれる

そんな居場所作りにスタッフは今年も新たに

歩んでいきたいと思います。

よろしくお願いします。

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