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【暖かな光】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ
2018.10.30

お客様から、照明選びについてご相談をいただくことがあります。

 

「これが正解」というものはなく、それぞれの照明が持つ特徴を知り
目的や好みにあわせて取り入れていくのがいいと思います。

 

例えば「シーリングライト」は、
手元のリモコンで明るさや光の色を変えるなどの
機能性の高さが特徴です。

 

 

「ダウンライト」は天井に埋め込むので、あまり主張せず
部屋のデザインを邪魔しないのが魅力です。

 

 

逆に「ペンダントライト」なら、
お部屋のいいアクセントに。

 

 

私のお勧めは、例えばリビングやダイニングの天井には
ダウンライトをつけて、さらにソファーやダイニングテーブルの上に
アクセントとしてペンダントライトを吊るすというものです。

 

ペンダントライトは部屋の雰囲気をぐんとおしゃれにしてくれますが
それだけだと暗く感じることもあります。
そこをダウンライトによってカバーすることで、
明るさもおしゃれ感も両立できるのです。

 

また、アクラがおすすめしているしっくいの壁には、
暖色系の照明が、とても似合います。


やわらかな風合いのしっくい壁と温かみのある光が合わさることで
ほっこりと落ち着いた居心地のいい空間に。
実は私の家もそうしていて、その暖かな光に癒されています。


どんな照明をつけるかで家の雰囲気は大きく変わるもの。
今回のお話が、みなさまの家づくりの参考になれば幸いです。

【しっくいの良さ】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラへ

アクラで家を建てられるお客様には、
なるべくしっくいの壁をおすすめしています。

 

しっくいは湿気を吸ったり吐いたりして
部屋の湿度を調整してくれますし、
なんといってもその温かみのある見た目や
優しい手触りが魅力です。

 

しっくいは、コテの使い方ひとつで、
滑らかでつるりとした表面にすることもできますし
またザラザラとした質感を残すこともできます。

 

しっくいの壁は、部屋の雰囲気をぐんと落ち着かせ、
上質な空気感をかもしだしてくれるのです。

 

 

それにお手入れも、意外とらく。
大抵の汚れは拭けば落ちますし、そもそも
静電気を帯びないのでホコリを寄せ付けにくいのです。

 

全室しっくいの壁にするのが理想ですが
予算のご都合がある場合は、
リビングやダイニングだけでも取り入れることで
家のグレードもぐんと上がったように感じられます。

【外でもない、中でもない】
2018.10.23

西沢立衛という建築家をご存知でしょうか。

 

アメリカの財団によるプリツカー賞をはじめ
日本やスウェーデン、イタリアの賞など、数々の受賞歴を持つ人物です。

 

このあたりでは瀬戸内海にある豊島美術館
が彼の代表作の一つです。

 

豊島美術館の内部は床も壁も天井も滑らかにひと続きになっていて
区切りがなく繭のようで、
屋根にはぽっかりと穴が開いていて雨も風も吹きこんでくる。


本来、外界からの風雨をしのぐべき屋根にその用を持たせず
自然との一体感に重きをおいているのです。

 

少し前のこと。
そんな自由な発想を旨とする西沢氏の講演会へ行ってきました。

 


国内外で高い評価を受ける数々の作品を生み出してきた
西沢氏の話には、感銘をうけるばかり。
どれも興味深いテーマでしたが、なかでも
「屋外でもなく屋内でもない空間」についての話題が心に残りました。

 

 

例として挙がったのが、
奈良の名刹、唐招提寺の雄大な「のき」。
唐招提寺の屋根から延びるのきはとても大きくゆったりと庭を覆い、
その下にできる空間が、家の外と中をゆるやかに区切っています。

 

そこは、風が通る屋外の心地よさと
雨を防いでくれる屋根の下という屋内の安心感を
備え持っているように感じました。

 

家づくりにおいても、屋外でもなく屋内でもない
「外にいるような心地よさと家の中にいるような安心感」を
両立した空間があれば素敵だなと感じました。

【顔を合わせる】岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ

間取りが自由に決められる注文住宅。

 

その注文住宅の中で最近よく取り入れられているのがリビング階段です。

 

リビング階段とは文字通り、リビング内に設置された階段のこと。

 

リビング階段は構造上、上部が吹き抜けになるので、お部屋に開放感が生まれ、
全体的に広く見せることができます。

 

吹き抜けになるので、空調の効きが悪くなるのではという声を聞くこともありますが、
そこは設計や自然素材の力でカバーできる部分なのでご安心を。

 

 


また、寝室や子供部屋など、家族それぞれの部屋は2階にあることが多いと思います。

 

2階への通り道となる階段をリビングに設けることで、家族同士が顔を合わせ話す機会が自然と増えます。

 

お子様がだんだん大きくなるにつれて、部屋にこもりがちになり、
会話が少なくなっていく。という話も。

 

しかし、家は家族が集う場所。

新しい家を建てたのに、家族のコミュニケーションが減るなんて
少し寂しいような気もします。

 

せっかく家を建てるなら、快適に暮らせるということももちろん大事ですが、
自然と帰りたくなるような、過ごすのが楽しくなるような家をつくることも大切なことだと思います。

 

そのための工夫の一つがリビング階段。

 

家づくりの時に、参考にしていただければと思います。

【キッチンに地下鉄】岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ 

「キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景 ― 」という歌がありましたが
今日はキッチンには「地下鉄のタイルはいかがでしょう」
というお話です。

 

お掃除がラクという理由でコンロ付近には
キッチンパネルを張るのが主流になっていますが
アクラのおすすめは「サブウェイタイル」です

 

「サブウェイタイル」は1900年代に、
ニューヨークの地下鉄で使われるようになりましたが、
デザインの由来となっているのは日本の陶磁器だそうです

 

 

「タイルは目地のお掃除が大変で」
とおっしゃる方もいらっしゃいますが
目地は黒やグレーにすることもできるので
お手入れも意外と手がかかりません

 

それに、このサブウェイタイルに
黒やグレーの目地をあわせると北欧風の素敵な雰囲気に。

 

キッチンの「どこにでもあるような 家族の風景」を
サブウェイタイルが北欧風のおしゃれな風景に変えてくれます

【犬島に学ぶ自然エネルギー】岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ 
2018.10.11

突然ですが皆さま、「犬島」をご存知でしょうか。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、
今や岡山で人気の観光スポットのひとつです。

 

対岸の宝伝港から船に乗って約10分。
海を渡っていくので、まずはそれだけでも旅らしい気持ちにさせてくれます。

 

犬島は周囲が約4kmと、
一時間あれば一周してしまえるような大きさですが
島内にはいくつものアートが点在しています

 

素朴で昔ながらの小道を歩いていると
いきなり現代アートが現れる、不思議な島です。

 

 

中でもひときわ目を引くのが
三分一博志氏の設計による「犬島精錬所美術館」
明治時代に建てられた銅の精錬所跡を、美術館として再生したものです。
寂寞とした近代化産業遺産としての魅力もありますが
私が惹かれるのは自然と共存したありようです。

 

館内の温度調節には、自然エネルギーである太陽熱や地熱を利用し、夏は涼しく、冬は暖かく、安定した環境を保つよう工夫されています。

 

さらに植物の力を借りた高度な水質浄化システムを導入し、トイレの汚水処理などをしています。

 

私も家づくりをする人間の一人。
自然と共存できる家について、私なりの工夫を生み出せればいいなと考えています

【木のススメ】岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラへ 

昨日、10月8日は「木の日」でしたので、
今回は「木」のお話を。

 

常々、お客様には
お庭には、たとえ一本でも木を植えるといいですよ
とお伝えしています。

 

なかには「手入れが大変そう」「場所がない」
など二の足を踏む方もいらっしゃいます。
でもそんな方にもおすすめなのが「アオダモ」

 

 

葉がキレイな緑色をしていて、枝数は少なく涼やか。
成長すると幹は白っぽい模様が浮かんできます。

 

見た目も素敵な「アオダモ」ですが
なんといっても手入れがラク
伸びた枝をチョンチョンと適当に切っても
なぜか不格好にならないんです。

 

生命力も強くて世話もあまり手がかかりません。
しかも成長が遅いので、あっという間に大きくなりすぎて困る
なんていうこともありません。

 

また小さいスペースに植えたい場合は
鉢植えも大丈夫な「シマトネリコ」もおすすめ。

 

庭に木を一本植えるだけで、家の外観がぐんと映えますし
リビングの前に植えれば外からの軽い目隠しにもなります。

 

どうぞ家を建てられた際には、庭木もご検討ください。
きっと家を素敵に見せ、緑が心を癒してくれますよ。

【イベントのお知らせ】BAYA PAN in ACRA ~ほっこりにっこり^^ 酵母パンをどうぞ~
2018.10.04

アクラのコラボイベント第二弾を、10月24日(水)に開催することになりました。

 

今回のコラボは、地元地域を中心に活動されている酵母パンの「BAYA PAN」さん。
国産小麦を使い、一つひとつ丁寧に焼き上げたパンは香り豊か。
季節の野菜をたっぷり使ったパンや、手作りカスタードが入ったクリームパンなど様々な種類があり、いつもどれにしようか悩むほど。
私はその優しく、そしてどこか懐かしい味が大好きで、食べると思わずにっこりしてしまいます

 

 

そんな「BAYA PAN」さんのパンを、アクラにてお召し上がりいただけます。
パンのお供に、自家製のスープもご用意いたします。
少し寒くなってきたこの季節、おいしいパンとスープで、
ほっこりと温まっていってください。

 

「BAYA PAN」さんのパンはテイクアウトも予定しています。

 

また、アクラの観葉植物も最大30%オフでご提供
おしゃれな鉢に入っていますので、お部屋のインテリアにもよく合います。

 

家づくりに興味のある方もない方も、どうぞお気軽に。
予約も不要なので、気が向かれたらふらりとお立ち寄りください。
お待ちしております。

 

開催日時:10月24日(水) 11:00~16:00
※駐車場は5台までお停めいただけます。場所はご案内いたしますので、到着されてからでもお声がけください。

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