有限会社アクラ

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樹木や虫たちの方が強い!
2024.07.18

こんにちは、アクラです。

梅雨も明けそうな気配ですね。

厳しい暑さにめまいがしそうですが、今日も現場は進んでおります。

さて、今回はとある古民家のリノベ工事初日なのですが

見てください、この状況(笑)

もはや建物の場所が見えません😢

文字通り『開拓』していきます

お昼前には

滝のような汗におぼれそうに

なりつつ、

蚊と蜂におびえます😢

大きな樹木も、点在しているので

伐採を行うのですが

長い年数をかけて

太くなった幹に

小さなチェーンソーでは

はじかれそうになります。

時々こうした樹木の多い

場所を改修するのですが、

山が近い場所になると

人間のちからのちっぽけなことを感じざるを得ません。

虫や植物から『出ていけ~』と言われんばかりの

圧力を受けながら

切り開いていきます。

、、、。ようやく顔を出してきた、、、。※お化け屋敷ではありません。

森林の多い計画地では

植物と虫たちの方が強いのは当然です。

もともとは彼らの居住地ですからね😢

彼らと仲良くするには

もう少し時間がかかりそうですが(笑)

あきらめず、開拓していきます。

アクラ初の

ネイチャーリノベ(笑)

こうご期待です😀

梅酒も楽しみ、仕事も楽しみ
2024.07.11

こんにちは、アクラです。

暑さと湿気でなかなか厳しい季節になってきました。

そんな本日も、各現場で 職人さん方と一緒に汗を垂らしています。

さて、この日は漬けていた梅酒の

品質チェック(笑)

爽やかな香りと、各それぞれのお酒によって

風味も味も違います。

梅酒は時間がかかるけど、時間の分だけ、さわやかになるのが不思議です。

アクラの梅酒希望の方は、遠慮なくお問い合わせください♪

各現場で男前の職方さんが

腕を振るってくれています。

そんな本日は

某所で棟上げ工事です。

雨天の合間を縫って、良い工事ができました。

施主様のお人柄もあり、大工さんの晴れ男パワーもあり(笑)

無事に上等完了です!!

7月11日もよい一日となりました♪

○○風、にならないデザイン
2024.07.02

こんにちは、アクラです。

雨が激しく降る日が続いていますね。

植物たちにとっては、みずみずしい時期で元気です。

さて、先日はリノベーションを終えた古民家が引き渡しとなりました。

完成写真を撮影しながら、

新築とは異なり、リノベーションは既存建物と新設する材料の融合が絶対に発生していくなと感じていました。

そのため、時間(時代)にも左右されず、また洋風とも和風とも左右されない

デザインが、何なのか

高級とチープの違いが何なのか

考えさせられます。

大事なことは

置くものを、できるだけプレーンなデザイン表現されているものを選定していく事

なのかなと考えています。

プレーンなデザインは

素材そのもの

が潔く表現されているもの。

この潔くというのがなかなか難しいんですが(笑)

装飾を排除していく事が

それに近いのかなとい思います。

装飾とは『目立つこと』

ですが、目立たせないデザインが

プレーンなデザインだとも思うわけです。

このリノベーションでは

目立たせない事で

爽やかに 時代や

ジャンル別されるような

デザインから少し離れて

どんな人にも好かれる

白いシャツのような、カタチを追い求めるわけですが、、、。

なかなか悩みは続くのでありました(笑)

振り向く景色。
2024.06.21

こんにちはアクラです。

昨日に続き、

リノベの現場のご紹介です。

本日は撮影用に家具の搬入を

行いました。

実際はキッチンからずっと景色を眺めることはなく、キッチンは

作業に専念する場所になりがちですが

ふっと見上げたくなる

良い景色が広がっています。

奥まった場所にあるキッチンですが

漆喰の明るい空間が広がっているので

この空間はステージのようにも見えてきます。

基準となっているオーク材が

白い漆喰にも、濃い古材にも

似合うので不思議です。

さて、明日は完成撮影会。

古材達が持っている歴史と、アクラの職人さん達の手仕事が

カメラマンさんの手によって

6月梅雨入り前の、潤いある空気と良い形で交じり合えたら良いなと期待しています。

古材が持つ、年長者の安心感
2024.06.20

こんにちは、アクラです。

暑さが30度を軽く超える日が

多くなってきましたね。

そんな暑い日が続く市内の

某リノベーション古民家が

完成となりました。

ラワンのフラッシュ戸が

一枚板のように

美しい木目を見せてくれています。

古材の曲がり・反り

私たちの寿命に近い年数を重ねた板肌が、若輩者の

仕上げ材を微笑むように縦横に重なり合っていますが

家の中にある年長者である古材を

新材たちが照らしてくれています。

これはなかなか伝わりにくいのですが

今回のリノベでは

今のいわゆるクロスやビニル素材にはない、『建物が生きている感触』が伝わる家になっています。

床にあぐらを組んで座ってみたい

夏は寝そべってみて、汗がさらっと木が湿気を吸って感じ。

漆喰が音と家の香りをふくよかに包んでくれる感じ。

スタッフみな、様々な最高の『居心地』がどんどん発想として出てきました。

薪ストーブとおいしいお酒

おいしいコーヒーやワイン

心地の良いソファーと

裸足で歩きたい夏。

まだまだ居たい気持ちにさせてくれます。

そんな住まい手の居心地が馴染む背景が出来上がりました。

庭園も剪定し、美しさが蘇りました。

スクラップ&ビルド

と簡単に言いますが

リノベ後の、古材達を見ていると

彼らが活躍出来る

選手生命は長いのだなと

感じるのです。

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