有限会社アクラ

BLOG & NEWS

Scroll
枯れても、すぐ復活!
2024.08.29

こんにちは、アクラです。

先日、アクラスタッフは土木作業員となり(笑)

とある物件の伐採樹木の搬出作業を行いました。

点在していた樹木を伐採したあと

少し時間をかけて、枯らしたのちに

トラックで搬出したのですが

思った以上に量がありました💦

炎天下もあり、汗だくです(笑)

伐採した樹木の下には、早速植物たちが生えてきていて

いたちごっこは続きそうな様相です。

そしてベール(ツタ)に包まれていた建物を

ぐいぐいツタを引っ張ってみると

かわいい窓がお目見えです。

と、これをリノベで生かすかはまだ思案中ですが

これはこれで雰囲気あります。

ちなみに来週は土木工事をスタッフで行う予定です(笑)

リポート楽しみにされている方、こうご期待です。

そして、本日は

台風も近いということもあり

アクラの第二スタッフたちを

室内へ避難です。

と、今週はなかなか植物たちに奔走させられぱなっしですが

よくよく考えてみれば、木造住宅を扱っている時点で

彼らと一蓮托生なんだなと思う次第なのでした。

涼を求めて
2024.08.21

こんにちは、アクラです。

お盆も明けましたが、まだまだ暑さが厳しいですね。

現場では暑さと戦いながら、屋根工事を行いました。

屋根は住まいを雨から守るだけなく

強烈な夏の日差しも遮る

大事な役割を持っています。

そんな残暑厳しい中ですが先日、岡山市内の龍ノ口山を登り、登りと下りで約1時間半ほど

夏の森林へ涼を求めてきました(笑)

山を登ると、ふもとから空気が異なるのが分かります。

植物と豊富な水分が、熱を冷ましてくれているのが伝わります。

・・・・

ここ数年、今までに経験が無い夏の暑さが続いています。そのため

住宅にとっては、夏対策も重要な建物計画の

一つとなっていると感じます。

アクラでも、夏対策の一つとして

深い軒のデザイン提案や

グリーンの配置をお勧めしています。

昨今では、植物を置かない家も多くはなっていますが、植物がもたらす涼の恩恵は、材木としても、植樹としても

かなりあると考えます。

8月18日のまだ暑い日でしたが、龍ノ口山山頂は

25~26度ぐらいと、非常にさわやかな風が吹いていました。

暑い中の涼を、作り出していく為には

機械ではなく、植物が一番

エコロジーかもしれませんね。

暑さの中に、ハッピー発見
2024.08.09

こんにちは、アクラです。

13:00ぐらいに外に出ると、ドライヤーに当てられているような空気感ですね(笑)

まだしばらく暑さが続きそうではありますが

現場では、工事が進んでおります。

こちらの現場は小さめの事務所を増築中ですが

解体~基礎~棟上げ~外装・下地などなど

新築同様の手順をふんでいます。

既存建物との連結計画が

重要です。

かわいいポストも

ちょこんと取り付けられました。

『こんにちは~』と言ってくれそうな

口金

裏を見てみると

『ハッピー』を発見です(笑)

ポストにハッピーと名付けた人の

センスが素敵です。

さて、まだまだ暑いですが

工事は続いていきます。

建築材料への悩み
2024.08.06

こんにちはアクラです。

部屋から出たとたんに、吸い込む息が暑い日が続きますね💦

さて、アクラでは リノベーション・リフォーム・新築問わず

建築に使用する材料に頭を悩ませます(笑)

これが建築をする人間にとっては楽しい部分でもあり

創意工夫と、使用する際に勇気の必要なことでもあったりします。

アクラの事務所では、自社の施設ということもあり

実験的に採用している材料が多いです。

モルタル・コンクリート素地・合板・杉板・ステンレス見切り・しっくい 

亜鉛メッキのパイプ などなど

いわゆる、どこでも見かける材料が多いですが

空間を構成する材料と、素材そのものが生かせるよう

できるだけ、本物の材料をそのまま見せるように心がけています。

そして、可能な限り『嘘』ではない材料を選定するようにしています。

模したものは、どこまでいっても、本物にはならないからだと考えるからです。

当然、自然の材料は劣化もありますが、使い込んだジーンズのように

ぴったりと、『らしさ』が表現できているので、愛着もわいてきます。

暑い外を眺めるように

居心地の良い場所にいる、彼ら『植物』たちも

背景が似合っているようにも感じます。自然の素材は呼吸に呼応するから合うのでしょうね。

さて、まだまだ暑い日は続きそうです。

明日も現場で、多くの材料たちと遊びたいと(笑)思います。

先人からの手紙
2024.07.31

こんにちは、アクラです。

この7月下旬から

新たな古民家の工事に着手しています。

暑さが真っ盛りですが

一つ一つ、内部を解体していくと

純粋な和室空間から、巨大なスペースが姿を現してきました。

先人たちも

まさかリノベーションされるとは考えていなかったと思いますが(笑)

足元から見上げた際の

小屋組の梁材たちが

無言のメッセージを送ってきます。

これらは同じ仕事をしていた

先人たちが残した手紙のようです。

重い本畳をはぐると

半世紀近い時を経た

材木が姿を見せます。

釘と墨と規則正しい板目

軒の小屋組を丁寧に見せた

庭を愛でる縁側の景色たち。

挑戦状にも、難解な謎解きのようにも、感じながら

令和のこの時代に

『私たちの仕事をどう新しく生かしてくれるかな?』と言われているように感じます。

日本家屋は1000年以上の歴史をかけて、アップデートされてきた工法です。

現代建築とは、歴史の経過具合が異なります。

それが故に、令和の時代以降にも先人からの仕事をつなげるように、、、、合わせてアップデートを求められているように思うのです。

新しく、奇抜なデザインを表現する建築とは異なり

彼らの時代と、私たちの現代を

根気よく対話していく事がキーになりそうです。

解体作業を進めながら

先人からの手紙を読み解き

温故知新を紡ぐための

悩みはしばらく続きそうです(笑)

ARCHIVES