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【クリスマスにはトナカイの角を】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラへ
2018.12.20

コウモリランという観葉植物をご存知ですか?
別名をビカク(麋角)シダとも言い、
トナカイの角のようなシルエットをしています

 

もともとはアフリカなど暑い地域の植物ですが、
室温が5℃以上あれば、冬も越せるので安心です。
水やりも2~3日に一回程度で大丈夫。
育てやすさも魅力です

 

地ぎわが茶色い葉でおおわれているのですが、
これは保湿の役割をするとか。
きっと気候の激しいアフリカで生き残れるよう
進化したのでしょう。

 

このビカクシダ、ちょっと変わった飾り方があり
なんと木の板から直接生やすことができるのです。

 

ワイヤーかシュロ縄で根を板に固定するのですが
その仕上がりはなんともおしゃれ。

 

そろそろクリスマスです。
トナカイの角のようなこのビカクシダ、
プレゼントにいかがですか?

【山の上で】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラへ
2018.11.15

週に一度、1時間から2時間ほどかけて、
ゆっくりと山を登るのが私の趣味の一つ。

 

毎週末、訪れる山は決まっていて
岡山市中区にある「龍ノ口山」。
ふもとには「龍ノ口グリーンシャワーの森」があり
岡山市民の人気散策コースにもなっています。

 

龍ノ口山にはいろんなトレッキングコースがあり
のんびりと散歩気分で登れるコースもあれば、
なかにはちょっとハードなルートも。

 

私は、3つある山頂を縦走するのがお気に入りのコースです。
岡山市市街地を一望できる山頂に着いたらコーヒーを淹れて、とても綺麗な景色を見ながら一服。
夏は新緑の中で、秋には紅葉に染まった景色の中でいただく
一杯のコーヒーは、格別の味です。

 

 

コーヒーの香りに包まれながら
ぼんやりと美しい景色を眺めていると
家づくりのいいアイデアがわいてくることもしばしば。

 

山の一角には、学問の神様が祭られている龍ノ口神社があり
もしかすると知恵を授けてくださっているのかもしれません。

 

受験シーズンには、合格祈願に訪れる方たちをよく見かけます。
皆さんも散歩がてら、訪れてみてはいかがですか。

【直島の小径】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラへ
2018.11.06

直島へ行ってきました。

 

そこは、島のいたるところにアート作品や美術館がある

「近代アートの島」です。

 

私はこの島の素朴な雰囲気が好きで、

気がつけば年に1~2回は訪れるほどに。

 

 

アート作品を見るのもおもしろいのですが、

ぶらぶらとあてのない散策が気に入っています。

 

直島にはノスタルジックな小径がたくさんあり

その奥に素敵なカフェを見つけることもしばしば。

 

 

今回もそうしてふらりと行き着いた一軒のカフェでは

ライブが開催されていて、演奏者の名前は福島節さんという方。

 

同じ名字なので親近感を覚え、少し聞いてみることに。

 

 

どうやら、福島氏はテレビCM音楽のプロデューサーやディレクターとして

活躍されている方で、直島には奥様とお子様がいらっしゃるので

東京から毎週末通っていらっしゃるとか。

 

 

一曲だけ聞いて帰るつもりが、

その穏やかな歌声がなんともここちよく

気が付けばライブの最後まで楽しんでいました。

 

 

店頭に並んでいたCDジャケットが木でできていて驚いたのですが

話を聞いてさらに驚きました。

 

 

なんとジャケットを木製にするために、

CDの発売を3カ月も遅らせたのだとか。

 

 

その福島氏のモノづくりに対するこだわりと情熱には感心するばかり

 

私も家をつくる人間として、かくありたいと感じ入りました。

 

【外でもない、中でもない】
2018.10.23

西沢立衛という建築家をご存知でしょうか。

 

アメリカの財団によるプリツカー賞をはじめ
日本やスウェーデン、イタリアの賞など、数々の受賞歴を持つ人物です。

 

このあたりでは瀬戸内海にある豊島美術館
が彼の代表作の一つです。

 

豊島美術館の内部は床も壁も天井も滑らかにひと続きになっていて
区切りがなく繭のようで、
屋根にはぽっかりと穴が開いていて雨も風も吹きこんでくる。


本来、外界からの風雨をしのぐべき屋根にその用を持たせず
自然との一体感に重きをおいているのです。

 

少し前のこと。
そんな自由な発想を旨とする西沢氏の講演会へ行ってきました。

 


国内外で高い評価を受ける数々の作品を生み出してきた
西沢氏の話には、感銘をうけるばかり。
どれも興味深いテーマでしたが、なかでも
「屋外でもなく屋内でもない空間」についての話題が心に残りました。

 

 

例として挙がったのが、
奈良の名刹、唐招提寺の雄大な「のき」。
唐招提寺の屋根から延びるのきはとても大きくゆったりと庭を覆い、
その下にできる空間が、家の外と中をゆるやかに区切っています。

 

そこは、風が通る屋外の心地よさと
雨を防いでくれる屋根の下という屋内の安心感を
備え持っているように感じました。

 

家づくりにおいても、屋外でもなく屋内でもない
「外にいるような心地よさと家の中にいるような安心感」を
両立した空間があれば素敵だなと感じました。

【犬島に学ぶ自然エネルギー】岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ 
2018.10.11

突然ですが皆さま、「犬島」をご存知でしょうか。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、
今や岡山で人気の観光スポットのひとつです。

 

対岸の宝伝港から船に乗って約10分。
海を渡っていくので、まずはそれだけでも旅らしい気持ちにさせてくれます。

 

犬島は周囲が約4kmと、
一時間あれば一周してしまえるような大きさですが
島内にはいくつものアートが点在しています

 

素朴で昔ながらの小道を歩いていると
いきなり現代アートが現れる、不思議な島です。

 

 

中でもひときわ目を引くのが
三分一博志氏の設計による「犬島精錬所美術館」
明治時代に建てられた銅の精錬所跡を、美術館として再生したものです。
寂寞とした近代化産業遺産としての魅力もありますが
私が惹かれるのは自然と共存したありようです。

 

館内の温度調節には、自然エネルギーである太陽熱や地熱を利用し、夏は涼しく、冬は暖かく、安定した環境を保つよう工夫されています。

 

さらに植物の力を借りた高度な水質浄化システムを導入し、トイレの汚水処理などをしています。

 

私も家づくりをする人間の一人。
自然と共存できる家について、私なりの工夫を生み出せればいいなと考えています

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