【壁の中にあるヒント】
2018.08.09
家の中で健康で快適に過ごすために、欠かせないのが断熱材。
実は断熱材の中にも自然素材のものがあります。
それが木材繊維断熱材。
文字通り木材の繊維を利用した断熱材です。
この断熱材は、ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群の原因物質を一切含みません。
また、湿度が高いと湿気を吸収し、低いと放出するので、湿度を快適に保ってくれます。
断熱性能は、気密性にも定評のある「吹付断熱材(主に硬質ウレタン製)」と同じぐらい。
適度な柔軟性があり、ふっくらと構造に密着してくれるので、すき間ができにくいという点もうれしいですね。
生産に利用される木材は、森をうまく循環させるために伐採する「間伐材(かんばつざい)」。
人だけでなく環境にも優しい素材です。
断熱材は壁面に隠れてしまうので、住宅が完成したあと普段の生活で目にすることはありません。
でも、この目に見ない部分へのこだわりにも、快適な暮らしへのヒントが隠されています。
家族みんなが永く、快適に、健康に暮らせる家。
そのような家づくりをご提案できるよう、素材にもこだわっていきます。