【湿気を吸う壁】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ
2019.06.06
そろそろ長雨の季節です。
「梅雨」の語源は、梅の実が膨らんでくる季節にちなんだという説や
カビが生えやすい季節なので黴(カビ)という字をあてて
「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、そこから同じ音の「梅雨」となった
など、いろんな説があります。
どれが正しいかはわかりませんが
6月は湿度が高くカビが生えやすくなる季節です。
そんな湿度対策に有効な建材の一つが
「しっくい壁」です。
「しっくい壁」には調湿効果があり
湿度の高い時には部屋の湿気を吸収し
乾燥する時期には水分を放出してくれます。
実際、アクラの事務所の壁もしっくいなのですが
梅雨のジメジメした時期などは
壁が湿気を含んで膨張し、ドアが締めづらくなります。
逆にエアコンをかけると空気が乾燥するので
しっくい壁が水分を放出して縮み、
ドアの開け閉めが軽くなります。
こうしてアクラで働く私たちは、
日々しっくいの調湿効果を実感しています。
これは、下地の補強を怠ったために、壁の膨張・収縮が激しく起こり
ドアの開閉に影響が出たのですが、
お客様の家づくりの際は、しっくい壁の調湿効果をそのままに
ドアの開け閉めにも影響が出ないよう施工しますので
どうぞご安心を。