有限会社アクラ

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外構とグリーンの力
2024.05.08

こんにちはアクラです。

今年のゴールデンウィークは

全般的に天気が良かったですね。

市街地だけでなく、山や海がある自然の場所が気持ちよい時期ですし、この時期だけのさわやかな新緑に触れるのもオススメです。

さて工事終盤に差し掛かっている 某事務所棟工事ですが、先日玄関周りの仕上げ工事と、植栽工事を行いました。

緑が入ると、シンプルな建物がよりぐっと引き立つから不思議です。グリーンは本当に不思議な力を持ってくれています。

工事を行っていただいた、外構担当の方と植物のアレコレをお話することができました。

植物たちも、人間と一緒で 場所の得手不得手があり、涼しい場所を好む植物や、日差しが必要な植物、湿気を好むもの、などなど、多様に存在するとのこと。

ほかの植物たちとの相性と、今回の建物のデザイン・配置計画、石たちの配列など 様々な角度からレイアウトを手探りされています。

玄関の背が高く、しなった形のアオダモを『ようこそ、という印象にさせてくれる感じで』と言われていたのが印象的でした。

外からの景色を見るだけでなく

事務所の中から見たグリーンがまたさらに良かったのが発見です。

比較的殺伐とした空間となりやすい事務室ですが、外からふとした瞬間にグリーンが見える事と、会社に近づいていくと迎えるような揺らぎを見せるグリーンは、内外ともに働く人にとって良い影響を与えてくれそうです。

さて、そろそろラストスパートです。

完成まであと少し

しかしながら建物は使われてこそスタート。

生み出された空間が、植物同様長く愛されるよう

仕上げのまとめに進んでいきます。

帰宅時間からのライティング。落ち着く食卓。
2024.02.14

こんにちはアクラです。

事務所に入ってくる光も、温かさを帯びてきました。そろそろ芽吹きの

季節となり、体を動かす仕事もしやすくなってきました。やはり自然光が一番ですね。

さて、住宅設計の中でアクラが大切にしている一つの項目に

ライティングがあります。

ライティングの世界はなかなか奥が深く、ただ『明るい』だけという

照明計画では、帰宅して家族との時間を演出する存在としては

役不足だと考えています。

玄関の光から感じる

安堵の心地を演出する光であったり

すこし暗いトーンがあることで

明るいスペースが引き立ったりと

リビングの中でまんべんなく明るいだけではなく、陰影のある

光の強弱がある方が、夕方以降の安らぐ空間づくりに

一役買うライティングとなると考えます。

最近ではLED照明がほとんどとなってしまいましたが

フィラメント球を使った照明の温度感のある照明器具も

大事な場面では存在感を

発揮してくれる、贅沢な光になります。

ただただ明るくする必要があるのは

日中の太陽の光と

ギラギラした真っ白な光の職場だけで十分ではないでしょうか?(笑)

家は安らぎと、徐々に脳が睡眠に移行する

大切な時間です。

共働きの方であれば18:00~22:00ぐらいの

4時間ぐらいが大切な時間になると思うのです。

照度を少しだけ落として

家族と焚火を囲むように

豊かな時間の演出をアクラは

オススメしたいと思います。

PS:いざとなれば今は調光もできますのでご安心ください。

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