有限会社アクラ

BLOG & NEWS

Scroll
光を上質にする。それだけで空間が豊かになる。
2024.02.09

こんにちはアクラです。

現在絶賛リフォーム中のアクラですが

リフォーム中は時々材質たちの

様々な変化を目にするのも面白いです。

この写真は、古いPタイル という床材を

剥がした跡になります。

時々店舗などでこのままクリアのコーティング

をした床を見ますが

なかなかこうしたテクスチャーも

面白いものです。

さて、今日はアクラ事務所・リノベーション展示場の

光を照らす照明器具をご紹介いたします。

まずは 有名なルイスポールセン社の PH5 になります。

3枚の羽根が重なる 光のグラデーションが美しいデザイン照明です。

デザインはデンマーク生まれの ポール・ヘニングセン が手掛けられたものになります。

テーブルを置くと、絶妙なサイズ感とともに 何も置かなくても空間が上質になるから不思議です。

次にご紹介するのは同じくルイスポールセン社の

トルボー・ペンダント です。

サイズは小さいものから大きなものまであり

ペンダントを並べたり、ダイニングのシングルペンダント照明として

光を演出するこもできます。

乳白色のガラスの傘から、柔らかい光が全体をほの温かく照らします。

デザインは控えめですが、どんなシーンにでも合うのが

逆に日本のシンプルな住まい・素材に合うと考えます。

最後のご紹介は

日本の会社で ニューライトポタリー社 で作成された

真鍮製のペンダント照明

バレットフラットシェード

という照明になります。

マテリアル(素材)は真鍮で

削り出されたその質感が、しっかり伝わってきます。

ニューライトポタリーは奈良県の会社で

永冨裕幸さんと奈良千寿さん ご夫妻が企画された

デザインプロダクトの照明が多数あります。

この照明をよく見ると『高い質』というものが

周囲に飛んでいく感覚が伝わります。

建築という様々な空間を作り出す仕事の中で

彼らのような、高い質を演出してくれる

照明たちは、アクラのデザインコードの中で

重要な役割を果たしてくれます。

すべての照明が質が高いものである必要はなく

逆に『一つだけ』にこだわることで

空間のコンセプトがはっきりしてくるのだと

思います。

ARCHIVES