新しさ・古さの重ね方
2024.05.01
こんにちはアクラです。
新緑の時期となりましたが
本日は恵みの雨。
グリーンにとっては
癒しの日となっています。
しばらく花々がきれいな時期が続きそうで
目にも優しい季節ですね。
リノベーションを行っているK邸ですが
新しい素材が準備される段階になってきました。
リフォームのイメージとして強いのは
『修繕』が第一に来るのですが
リノベーションはそこに『刷新』という意味も
入ってきます。
ですので、古いものを完全に別物にするという
というよりは、修補した上で洗練させる事が
重要なのかなと思います。
とはいえ、どうしても使ってきた古い材料や
時代感、デザインの違いや質感の違いなどがあるので、新旧の差が出てくるのは致し方ありません。そこで大事になるのはその『つなぎ目と』『織重ね方』なのかなと考えています。
現代の素材は『カッチリ』『きれいすぎる』部分があります。そうした素材は古い素材とコントラストが激しくなるので採用が難しいシーンもあります。
つなぎ目をいかにファジー『 fuzzy』にするか。
そこが苦心のしどころですが
考えることが楽しい部分でもあります。
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さて、まだまだ完成までの道はありますが
確かめながら工事を
進めていきたいと思います。