【少しのムラが味を出す】
2018.07.24
自然素材をたくさん使う私たちの家。
自然素材は見た目だけでなく、機能性も良いので少しずつご紹介させていただきます。
今回は「タイル」。
素材によって焼く温度が違うのですが、タイルは高温で焼くので密度や硬度が高いのが特長。外壁に貼ってもタイル自体はほとんど経年劣化しません。
現存する世界最古のタイルは、エジプトで紀元前5000年近く前に作られたもの。
それぐらい長持ちするんです。
タイルの素材はさまざまですが、
タイルをコーティングしてくれる釉薬(ゆうやく)がかかったものは耐水性に優れていて水回りに使ったり、デザインのアクセントとして取り入れる方も多くいらっしゃいます。
磁器質のタイルは小さい穴がたくさん空いていて吸水性に優れているので、
木材と同じような調湿効果も。
またタイルが持つ少しのムラは味のある空間にしてくれます。
最近ではタイルとタイルの間の目地の色も選べるようになったので、組み合わせによって様々なアレンジができます。
目地の色だけでなく、太さを変えたりするとまた印象が変わるのも面白いところ。
ほかの自然素材についてはまた今後ご紹介させていただきますね。