有限会社アクラ

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通気性とろ過性
2026.09.02

こんにちは、アクラです。

現在下地工事真っ最中の某住宅工事です。

日々の暑さに、さすがに職人一同くたびれがでてきますね。

現代住宅の気密性と通気性は、なかなか難しい問題です。

昨今の暑すぎる夏と

まだまだ寒い冬の最大の寒暖差が約50度ぐらいで

湿度もアップダウンが激しい日本の

温湿度環境だと

ある程度、空調のサポートが必要で

その空気を逃がさない事が重要です。

アクラも気密性には力を入れています。

それとは反対に

気密性が高まることで、家の空気は

かなり『淀みやすく、濁りやすく』なります。

花瓶の水がすぐ濁るのは、流れていない水だからです。

空気も水と同様に、

上流から清水が流れる川のように

新鮮な空気が室内にあるほうが良いと

考えています。

アクラでは無垢床としっくいを採用することが多いのですが

それらの材料は、体感として

空気をろ過してくれるフィルターのように

感じることが多いです。

しばらくその空間にたたずむと

自然と『落ち着いて』くるです。

目に見えにくい小さな凹凸が

これまた見えない小さな不純物はもちろん

音も小さくしてくれることもあり

しん とした空気が心も落ち着かせてくれるような気がします。

かなりの量の木材としっくいを家の中で使いますから

その体積と表面積は、空調機械のフィルターの

面積とは比べ物にならないんですね。

本来家は 心と体を休める場所だと思います。

現代のスピード感の速い社会生活の摩擦と、情報過多で疲れた体と脳を癒す事は

非常に意味があるのかなと思います。

純度の高い空間に囲まれる時間を持つことは

これから長く生活する住まいで

意味のある事だと思うのですが、いかがでしょうか

ゆっくりとした変化
2025.06.04

こんにちはアクラです。

雨と晴れとを繰り返す時期

アジサイが綺麗な季節です。

アクラでは、素材を生かして

家づくりを行いたいなと考えています。

既製品と言われるものでも

それぞれに特徴と、素の良さがあると思います。

木材だけでなく、

土や石や鉄などの静物も

それぞれに表情があり、個性があります。

表情が変わる時間は

かなり長いですが

味わいに変わっていくのが

建築の素材

良さでもあります。

時折、建築は生き物だと思うところがあります。

リノベの場合は、今までとこれからを切り替える、支点のような仕事であり

新築であれば、子育てのように成人まで育てるような感覚かもしれません。

そう思うと、慌てずじっくり行う意味はあるのだと思うのです。

【今年も一年お世話になりました】有限会社アクラ
2024.12.29

今年も残すところあと数日となりました。

本年は多くの方と素敵な出会いを頂き、良きお仕事に携わらせて頂いた事に本当に感謝です。

小さな工務店ですが、手作りの仕事に試行錯誤し、また学びも多き一年でした。

クライアントと、それぞれに異なる立地条件や建築へのアプローチが何通りもあるわけですが、心地よく、落ち着く空間づくりへの感性と表現を求められている気がしています。

2025年、歳月を重ねるごとに味わいが深まる良き仕事に向けて 楽しみながら切磋琢磨したいと思います。

来年も、どうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください!

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 自然と緑に包まれる手作りの家
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水を意識した建物づくり
2024.05.28

こんにちはアクラです。

本日は台風が関東に近づいていることもあり、雨脚が強い日となっています。

家を持たれている人はもちろんですが、建築中は工事をする者として

雨・風は常に気になる自然現象の一つです。

建物を見ると、ほとんど水平・垂直のように見えますが、

実は雨を流す『水勾配~みずこうばい~』という、緩い傾きを外部空間の水平面では計画をしていきます。

遠目に見ると、まったく傾いていないように見える階段や、タイルデッキ・土間コンクリートなども

よく見ると、かすかに傾きを加えて、水が溜まらないようにしています。

また、一見邪険にされてしまいがちな雨ですが、当然ながら 植物たちにとっては

恵みの雨ですし、畑を持たれている人ならわかりますが、必要な『雨』なわけです。

草抜きを面倒なため、昨今では 土で仕上げる庭というものが少なくなり、コンクリート舗装や、アスファルト、人工芝などなどに代替されがちです。

上記で説目した『水勾配』を気にせず、グランド計画を考えられる 土の仕上げや、砂利・石・天然芝などは、メンテナンスに若干のひと手間はあるものの、長きにわたって 雨を静かに受け止めてくれる大切な役割を持っています。

案外、寝ている間の雨音というのは、屋根だけに限らず 庭をたたきつける雨音なども気になるもので

そうした『雨』が織りなす 様々なメリットデメリットを巧みに操れるようになれたら

建築の上級者なのかなと 常日頃感じています。

そのほかにも

必ずといっていいほど 必要とされると思われがちな『雨樋』をあえて無くすことで、

しずくを愛でるような設計ができれば、私たちとしては なかなか味わい深い建物ができるのではないかな~ とひそかにニンマリしてしまうのです。

60年の時を経たリノベ
2024.03.28

こんにちは、現在古民家リノベーション中のアクラです。

春の日差しも感じてくるころになり

気持ち良い時期となりました。

さて、この日は解体作業の終盤でした。

昭和時代の住宅建築は

当然ですが、自然材料がそのほとんどで

木材・竹・土壁・藁・石などなど

ほとんどが天然材料です。

現場では思った以上に材木が乾燥状態で

朽ちた部分が少ないため、

当時の大工さんの仕事の良さを感じます。

当時の仕事を見ていきながら

内部の壁に何か古めかしいものを発見したので

よく見てみると、、、。

かなり古い岡山の地元紙、山陽新聞が

紙張りされていました!

岡山の天気情報や、広告・映画情報などなど

なかなか面白いなとみていると

『東京オリンピック』の文字が。

昭和の東京五輪は1964年 内容はその前と予測できるため約60年前の新聞であることが想像できます。

60年もの間、木材・竹・土・紙・藁などなど

屋外ならばとっくに姿形が分からなくなっている材料たちが、今もこうして現存するのは、雨風をしっかり防いできたことと

住んでいた方が丁寧に家を使われてきたことを

感じざるを得ません。

使われた家が、持ち主が変わり

さらに永く使えるよう

アイディアを絞らねばなと痛感します。

アクラの仕事はまだまだ続きます。

使い心地をイメージしながら

内部デザインへ移行していきます!

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