有限会社アクラ

BLOG & NEWS

Scroll
書籍 『あなたにあういえ』okayama vol.1 カメラマン鈴木さん
2025.07.09

こんにちは、アクラです。

厳しい暑さが続いています。

建築現場で、職方さんと共に汗を流す日々が続いています。

いつもアクラの完成物件の写真撮影でお世話になっている

ソウルノート の鈴木さんが

新しい書籍を発行されました。

『あなたにあういえ』

鈴木さん感性と共感する

素敵な住まいや一部別荘など 22件が紹介されています。

その一つの住まいとして

アクラの物件も紹介されています。

住まいの形は本当にそれぞれですが

どの住まいも、作り手と住まい手が

自然な融合をしています。

カメラ撮影をしながら

鈴木さんから家から感じる

良い空気感や

素敵な家の気配などを

話すことが多いのですが

そんな作品集になっている気がします。

書籍自体も、素敵な仕上がりに

なっていますので

書店に行く際は手を取ってみて

みてはいかがでしょうか?

手仕事の力強さ
2025.06.17

こんにちはアクラです。

本日は6月中旬ですが、30度を超えて夏日となり、猛暑となっています。

6月だけど猛暑💦年々暑い期間が長くなっているのを感じますね。

そんな6月初旬は、機会があり大阪へ行きました。

梅田駅も、目まぐるしい変化を遂げ

現在では緑地と高層ビルが空を突き上げています。

数十年前から比べ、クリーンになり

商売の街でありながら、世界の大阪に変化していることを感じます。

今回も、この建築の世界で

現役を走り続けている建築家、安藤忠雄の

安藤忠雄展に

行ってきました。

何度も書物では見ている図面や模型も

本物を間近にすると

その迫力・力強さが

ズシンと伝わっくるから

不思議です。

よくよく考えてみれば

図面も、模型も、コンクリートも

形は変化して今すが

『手仕事』であり、コンピュータやロボットが

工場生産してくれるものではなく

オーダーメイド。

ひとつひとつの手仕事に、熱意を持ち続けて

打ち込んできたのが

ひしひしと伝わる会場となっていました。

そして膨大な作品達で

数時間では足らない状態でした。

偶然にも、たまたま訪れた安藤忠雄氏の

プチ講演も聞けることができ

幸運な日となりました。

スケールは違えど

同じ建築のフィールドで

仕事をするものとして

改めて強いメッセージを

感じる機会となりました。

さあ、今日も小さくとも

手仕事をしていこう。

日常の中に。地域の中に。

こんにちはアクラです。

この度アクラ事務所の近くで工事を行っていた

歯科医院『花ことば歯科クリニック』のリノベーション工事がほぼ終わりました。

4月後半から医院のスタッフの皆様及び院長先生も現地準備に専念され

私たちアクラの工事関係者も連日作業を行い、完成となりました。

アクラ事務所に院長先生が来られたのが

昨年末

アクラ事務所に問い合わせをいただき、設計~建築工事まで

お任せいただくことになりました。

リノベーションを行ったのは、院長先生のお父様が開業された 同じく診療所で

外観の形状を生かしながら

市街地の中、日常で多くの方が目にする場所でもあることを意識しながら

先生の想いを重ねて

地域に根差した医院として

素敵な場所になるように

検討を重ねていきました。

スケジュールがタイトではありましたが

開業に間に合うことが出来

胸をなでおろすとともに

これからスタートする医院が

さらに日常と、地域の中に

自然に馴染んで、愛される場所となってもらえたら、うれしいなと思います。

『花ことば歯科クリニック』

作りながら考える。
2025.04.25

こんにちは、アクラです。

新緑が目に飛び込んでくる季節となってきました。

目にも体にも爽やかな時期です。

アクラでは建物を作りながら考える

ようにしています。

建築工事の都合上、段取り・準備を考えるのであれば、すべて設計し終えてそれぞれの

発注をしつつ、工事に着手していく事がセオリーではあるのですが

空間というのは、出来上がってみないとその場の空気感や景色というのは、想像と異なってくるものだと考えます。

私たち建築のプロでもそう思うのですから、クライアントはその数倍 感じる事も多いのではないかと思うのです。

空間をその場で感じてもらうには

やはり出来上がったあとでないと

分からないことも多いです。

その時の季節や、空気、風の流れ

湿度や音の具合など

複数の要因を感じながら

アプローチから生活の流れを

確かめることで

図面や仕様書だけでない

実際のスケール感覚や

時間の流れも、想像し、また

気づくことも多いわけです。

現在の住まいを改修する

リノベーションなら想像

しやすいですが

新築の場合は、なおさら

作りながら考えることが

大切ではないかと思うのです。

効率化の時代とは少し逆行するようですが、感覚的に空間を確かめる作業が

住み手の建築に対する

愛着の深さにも

つながってくるのではないでしょうか

緑と共に建築を
2025.04.17

こんにちは、アクラです。

三寒四温ももう最後の時期になって

きましたね。

本日から暖かい日が続きそうです。

この時期になると

住まいの周辺で草刈りが大変になってきます。

花々が元気になるという事は

当然ほかの緑も元気に

なるわけですから

当然なわけなのですが

自分たちだけ、住まいの中で快適で

外の事は関係なし というわけにはいかないのかな思います。

木造を扱うものとしても

空気の循環を長年重ねた結晶を

たくさん使って建てる住まいと

やはり外と中はつながっているのでは

ないかなと思います。

その役割が少なからず『庭』にあるように

感じます。

当然、手入れの大変さはあるのですが

ふと見渡す室内から

緑が見える事で、伝わってくる

外とのつながりを

大切にすることは大事かなと考えます。

草木が揺れ、日差しや、雨水に

さらされる事が、本来の

自然環境である事を

日常の中に少し取り込んでいくと

より、暮らしが豊かになるのでは

ないでしょうか。

現場作業をしながらも

景色づくりに

悩むことも多いのであります(笑)

ARCHIVES