有限会社アクラ

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昔も今も、建築は手仕事
2025.03.14

こんにちはアクラです。

暑かったり、寒かったりと 日替わりで気候が変わりますね。

さて、そんな春先は

動いていると上着が暑くなってきます。

山小屋工事は外部作業に入ってきて

広大なウッドデッキを

作成中です。

デッキに上がると、たった40~30センチで目線が変わり

広がる景色が変わって見えます。

木を削った香りと、その間を通りぬける風に春を感じ

お昼はウトウトしてしまいます。

リノベーションに

外構工事

デッキ工事

それぞれ呼び名は様々ですが、建築・土木とその仕事は歴史が長いですが

今も昔も人間が行うことが

変わっていないのが

個人的には良いことだなと思います。

建築仕事は『すぐできない』です。

完成までの道のりが、少々長いわけですが

よくよく考えてみると、40年や50年、へたをすると100年近く

建物を使うわけですから、

一つ一つの材料と、仕事に

後先の行方を想像するためには

かける時間が、少なからず

あった方が良いと思うのです。

手仕事を、見ては確かめ

時に戻ることもありますが

すべては『よき仕事』の

ためにと、思う今日この頃です。

柔らかい光
2025.01.31

こんにちはアクラです。

気づいてみたら1月も終わりとなりましたね。

そんな1月最終日、年明けに開催した見学会を行った住宅の写真撮影を行いました。

カメラマンさんと談笑しながら

伝わる住まいの空気感という話題の中で

『柔らかさ』、『カドが少ない』、『線引きがない』 というワードが出て

作り手としても、建物の全体的な調和がそう伝わっていることに

そうかも と思うところがありました。

建物がプレーンになり

その存在がファジーになってくると、生活する『人』自体が浮き上がってくる感じがします。

また、生活する道具や、食卓に並ぶ料理や、晩酌、植物たち、もしかしたら家族の会話や流れる音楽なども輪郭が浮き上がり、純粋に味わえるのかなと思います。

今回の住まうオーナーの何気ない日常、その日々が楽しくなるような背景づくりは

柔らかさにあったのかなと ふと思うのでありました。

付け足すことはできるが、引き算を繰り返すことの方が難しい。

でもそこが面白い。

素敵な晩酌が楽しめることを祈ります。

【今年も一年お世話になりました】有限会社アクラ
2024.12.29

今年も残すところあと数日となりました。

本年は多くの方と素敵な出会いを頂き、良きお仕事に携わらせて頂いた事に本当に感謝です。

小さな工務店ですが、手作りの仕事に試行錯誤し、また学びも多き一年でした。

クライアントと、それぞれに異なる立地条件や建築へのアプローチが何通りもあるわけですが、心地よく、落ち着く空間づくりへの感性と表現を求められている気がしています。

2025年、歳月を重ねるごとに味わいが深まる良き仕事に向けて 楽しみながら切磋琢磨したいと思います。

来年も、どうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください!

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 自然と緑に包まれる手作りの家
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ただいまと言いたくなる建物。
2024.11.06

こんにちはアクラです。

朝夕が冷え込んできました。

もう少ししたら、秋の土用も終わり 立冬になりますね。

これから本格的な冬到来ですが、新築・リノベーションともに工事は進んでいます。

倉敷市内で工事中の

住宅工事も、そろそろ中盤戦となってきました。

建物というものは

住宅だけによらず、商業施設、宿泊施設、事務機能があるもの、公共施設や工場等々、様々な建物が存在しています。

そのほとんどが、建物を『使う』ために 行く という表現になり

若干ハードな印象を持つ建物が多い印象があります。

それはやはりビジネスや法律の中で効率化から、少なからず『戦う』イメージがあるものが多いからかもしれません。

住宅は、寝食と家族との団らん、くつろぎの場所として『帰る』という表現で使われることがほとんどです。

家に帰る。

帰るという場所であることから

疲れを癒す、疲れをとる それが建物の役割として

必要なんだろうなと、建築工事を行いながら感じています。

そうなると、ハードさより

ソフトさ。柔らかな手触りが

大事なように思います。

そろそろ家に帰ろうと思った時

玄関に灯される光と

ドアノブ、足触りの良い床

良い空気感の室内壁

それらが連想出来て

帰る前から、ただいまと言いたくなる

そんな家が素敵だなぁと

思いながら、今日も工事を行うのでありました(笑)

※完成見学会を予定中です。

 また近く日程を発信させていただきます。

 

店舗リノベーション 完成間近
2024.10.11

現在工事中の倉敷市のパン店への

リノベーション工事が終盤となっています。

12月オープンへ向け

店舗内はあわただしくなってきています。

建築工事の大詰めも今週末になります。

古いコンクリートと鉄骨の併用建物で

リノベーションの難易度もまずまず高かったように

感じていますが、それらの風合いが表現できていればなと、思っています。

店舗の繁栄を祈りつつ

手仕事の工事は

終盤を迎えつつあります。

職方の皆様に、感謝・感謝です。

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