2024.09.06
こんにちは、アクラです。
どんな材料でも、使い方・扱い方で
良い建築にも
悪い建築にも、変化していく事を
住宅建築だけによらず、モノづくりに携わる方ならご存じだと思います。
建築も、それは同じでして
建築工事の時間が短すぎるのは非常に、厳しいものですし
長ければよい というわけではありません。
重要なのは『丁寧に作ったか?』という事かもしれません。
丁寧にものを扱うと、不思議と気持ちが集中します。
扱う材料が、住まう人へどんな影響があるのか
仕事の一つ一つに、彼ら(材料と構造)が、施主に、地域にどういった
影響があるのか想いがめぐるようになります。
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地域も、家主も、自然環境も、都度異なる 住宅建築においては
なかなか工業生産だけでは、成り立たないのも、そうした影響があるからです。
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先日、とある言葉をききました。
『昔まく木の実、今の大木、 今まく木の実、将来の大木なり』
丁寧を重ねた住まいが、住まう方へ 安寧の場所となるように
願いながら、家づくりを
ひとつひとつ集中して
進めていきたいなと、思うのです。
建築後、2年、5年、10年
年を重ねるたびに、丁寧さが味わいへと
変化してくれることを願います。