有限会社アクラ

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不均一を整える
2024.09.26

こんにちは、アクラです。

ようやく暑さも引いてきて

外の仕事がしやすくなってきました。

現場に向かう途中の稲穂も

涼しさの訪れに合わせたように

稲穂が顔を出しています。

今年は本当に暑かったですね💦

職方の皆さんと話をしていても

厳しい暑さに対策を

講じないとなと話しています。

アクラの現場も 各物件それぞれ進んでいます。

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増築の現場では

外壁に仕上げのお化粧を途中に撮影ごめんなさい(笑)

選択したグレーの外壁が

時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。

土のようにも、コンクリートのようにも

見えてくるから不思議です。

店舗工事も大工工事を終え

終盤に差し掛かってきました。

不陸の多い現場を

整えてくれた大工さんに

感謝です。

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古民家のリノベーションでは

美しい竹格子の 障子戸を

見させてもらいました。

昔の職人さんの手仕事を垣間見れる現場は面白く、学びが多いです。

既製品が多い現在の家づくりで

アクラは手作りの部分が多いのかもしれません。

稲穂のように

均一に見えても

それぞれはすべて異なる

サイズや方向、形

それらを整えてあげると

緊張感が無く、それでいて美しく感じます。

ひと手間はかかりますが、

画一化され緊張感だけが伝わりやすい既製品と比べ

人が作った安心があるのかもしれません。

材料たちを

上手に使いこなすのには

まだまだ彼らの表情を観察する必要がありそうです。

建物を大事に使う ~リノベーション~
2024.09.13

こんにちはアクラです。

現在、倉敷市内で薬局店をパン店へリノベーション中です。

リノベーションで悩ましいのが

新・旧 とのコラボ

そのマッチングが合うか・合わぬか

また合わなくても高めあえるか

色でいえば補色のような効果が

表現できるか?などなど

なかなか悩ましいところです。

この建物、オーナー様とお話を

する中で、なんと家族3代の店舗であり

住居としても、様々に

形態を変えながら、

そしてこの令和にパン店として

リノベーションされる

変化点になります。

いずれにしても、三代受け継がれる

という事は、『大事に』扱われてきた証拠です。

車でもずっと乗り続けるのは

至難の業なわけですから

建物で3代となると

なかなかの歴史です。

リノベーションを

古いものをふさぎ、隠すように

行うのは何か違う気がします。

古きを生かし、

派手ではない

どっしりとした『土台』を

作り直すことが

大事になる気がしています。

その『土台』が洗練された

ものであれば、デザイン性を

兼ねれると考えるのです。

もう少し、悩ましい日が続きそうです(笑)

生地の色
2024.09.02

こんにちはアクラです。

暑さ復活の9月初頭ですね(笑)

本日も現場は着々と進んでおりまして、本日は増築物件の外壁工事を確認。

外壁に『モルタル塗り』を施していきます。

まさに手仕事。

そして、塗られているのは『生地』のセメントです。

工場で作られたものではなく、均一ではないものを、できるだけ均一にしていく作業が

それはそれで、自然さを出していくのが不思議です。

それは手仕事だから、自然なんだと思います。

もう一つの『生地』材 がレッドシダー 

日差しを浴びて

濃淡を表現してくれています。

最終的には塗装されますが

生地の状態も良いものです。

仕事柄もありますが、何故か『生地』の材料は触れたい衝動に駆られます(笑)

もしかしたら人間は生き物だから、湿気や空気を呼吸をしている材料を求めてしまうのかもしれませんね。

ま、建築仕事している人あるある だとも思いますが^^

ともあれ、建物がまた一つ 大人に向かって成長した日なのでありました。

新しさ・古さの重ね方
2024.05.01

こんにちはアクラです。

新緑の時期となりましたが

本日は恵みの雨。

グリーンにとっては

癒しの日となっています。

しばらく花々がきれいな時期が続きそうで

目にも優しい季節ですね。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

リノベーションを行っているK邸ですが

新しい素材が準備される段階になってきました。

リフォームのイメージとして強いのは

『修繕』が第一に来るのですが

リノベーションはそこに『刷新』という意味も

入ってきます。

ですので、古いものを完全に別物にするという

というよりは、修補した上で洗練させる事が

重要なのかなと思います。

とはいえ、どうしても使ってきた古い材料や

時代感、デザインの違いや質感の違いなどがあるので、新旧の差が出てくるのは致し方ありません。そこで大事になるのはその『つなぎ目と』『織重ね方』なのかなと考えています。

現代の素材は『カッチリ』『きれいすぎる』部分があります。そうした素材は古い素材とコントラストが激しくなるので採用が難しいシーンもあります。

つなぎ目をいかにファジー『 fuzzy』にするか。

そこが苦心のしどころですが

考えることが楽しい部分でもあります。

さて、まだまだ完成までの道はありますが

確かめながら工事を

進めていきたいと思います。

60年の時を経たリノベ
2024.03.28

こんにちは、現在古民家リノベーション中のアクラです。

春の日差しも感じてくるころになり

気持ち良い時期となりました。

さて、この日は解体作業の終盤でした。

昭和時代の住宅建築は

当然ですが、自然材料がそのほとんどで

木材・竹・土壁・藁・石などなど

ほとんどが天然材料です。

現場では思った以上に材木が乾燥状態で

朽ちた部分が少ないため、

当時の大工さんの仕事の良さを感じます。

当時の仕事を見ていきながら

内部の壁に何か古めかしいものを発見したので

よく見てみると、、、。

かなり古い岡山の地元紙、山陽新聞が

紙張りされていました!

岡山の天気情報や、広告・映画情報などなど

なかなか面白いなとみていると

『東京オリンピック』の文字が。

昭和の東京五輪は1964年 内容はその前と予測できるため約60年前の新聞であることが想像できます。

60年もの間、木材・竹・土・紙・藁などなど

屋外ならばとっくに姿形が分からなくなっている材料たちが、今もこうして現存するのは、雨風をしっかり防いできたことと

住んでいた方が丁寧に家を使われてきたことを

感じざるを得ません。

使われた家が、持ち主が変わり

さらに永く使えるよう

アイディアを絞らねばなと痛感します。

アクラの仕事はまだまだ続きます。

使い心地をイメージしながら

内部デザインへ移行していきます!

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