有限会社アクラ

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新しさ・古さの重ね方
2024.05.01

こんにちはアクラです。

新緑の時期となりましたが

本日は恵みの雨。

グリーンにとっては

癒しの日となっています。

しばらく花々がきれいな時期が続きそうで

目にも優しい季節ですね。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

リノベーションを行っているK邸ですが

新しい素材が準備される段階になってきました。

リフォームのイメージとして強いのは

『修繕』が第一に来るのですが

リノベーションはそこに『刷新』という意味も

入ってきます。

ですので、古いものを完全に別物にするという

というよりは、修補した上で洗練させる事が

重要なのかなと思います。

とはいえ、どうしても使ってきた古い材料や

時代感、デザインの違いや質感の違いなどがあるので、新旧の差が出てくるのは致し方ありません。そこで大事になるのはその『つなぎ目と』『織重ね方』なのかなと考えています。

現代の素材は『カッチリ』『きれいすぎる』部分があります。そうした素材は古い素材とコントラストが激しくなるので採用が難しいシーンもあります。

つなぎ目をいかにファジー『 fuzzy』にするか。

そこが苦心のしどころですが

考えることが楽しい部分でもあります。

さて、まだまだ完成までの道はありますが

確かめながら工事を

進めていきたいと思います。

60年の時を経たリノベ
2024.03.28

こんにちは、現在古民家リノベーション中のアクラです。

春の日差しも感じてくるころになり

気持ち良い時期となりました。

さて、この日は解体作業の終盤でした。

昭和時代の住宅建築は

当然ですが、自然材料がそのほとんどで

木材・竹・土壁・藁・石などなど

ほとんどが天然材料です。

現場では思った以上に材木が乾燥状態で

朽ちた部分が少ないため、

当時の大工さんの仕事の良さを感じます。

当時の仕事を見ていきながら

内部の壁に何か古めかしいものを発見したので

よく見てみると、、、。

かなり古い岡山の地元紙、山陽新聞が

紙張りされていました!

岡山の天気情報や、広告・映画情報などなど

なかなか面白いなとみていると

『東京オリンピック』の文字が。

昭和の東京五輪は1964年 内容はその前と予測できるため約60年前の新聞であることが想像できます。

60年もの間、木材・竹・土・紙・藁などなど

屋外ならばとっくに姿形が分からなくなっている材料たちが、今もこうして現存するのは、雨風をしっかり防いできたことと

住んでいた方が丁寧に家を使われてきたことを

感じざるを得ません。

使われた家が、持ち主が変わり

さらに永く使えるよう

アイディアを絞らねばなと痛感します。

アクラの仕事はまだまだ続きます。

使い心地をイメージしながら

内部デザインへ移行していきます!

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