有限会社アクラ

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迫力!
2024.10.31

夕暮れが早くなり、冬の到来を感じる

今日この頃ですが

岡山市内の某地で行う

リノベーション工事で

小屋組みがある天井付近の工事を行っていくため足場を組んでいます。

それにしても、近くで見るとより迫力がある木組の状態が分かりますね。

近代の住宅だと、複雑に構成された接合部分とそれを緊結する金物、そして多様な材種が混在し

木組そのものの構成の美しさを表現するのは、なかなか難しいところですが

昔の家の組み方は、理にかなっていて、木組だけでも美しいです。

徐々に出来上がる各室内と

LDKに変化する空間をメインディッシュに、料理の仕込みに

もう少し手間をかけたいなと思う次第です(笑)

LDKの小屋組みたちが見守ってくれつつ

私たちの料理の腕を、引き上げてくれている気がします。

日常の中にある光
2024.05.18

こんにちは、アクラです。

某事務所工事が完成間近となり

ほっと一息です。

完成した建築現場を見ていると

時間帯によって

美しい影が落ちているのが

雰囲気が良く、写真を撮影しました。

ガラスが透明だと

プライバシーの問題は出てきますが

直射の綺麗なラインが 白い壁と木目を違う空間に変えてくれます。

光の色も、朝の色、昼の色

当然夕暮れの色も違いますし

春夏秋冬で、太陽角度も異なるので

空間に広がる光の色と

影の雰囲気も変わります。

白はそれらを如実に表現してくれるのが

良いところであり

配置が悪いと、それもクッキリハッキリ

浮き上がらせてくれます(笑)

それゆえに、なかなか窓設計は

難しい反面

完成した時の、意外な発見にも

つながります。

シンプルな空間の中だと

雑然とした空間には無い

光への気付きがあります。

すべての空間でその表現は難しいですが

階段ホールや、吹き抜け空間など

どこか、部分的にそうした光を感じる場所を

作ると、ほっとした『抜け感』が

感じれるのでオススメです。

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