【生きがい】|岡山の注文住宅|自然素材を使ったシンプルなデザインの家ならアクラ
2019.08.29
先日、安藤忠雄氏の講演会へ行きました。
会場は安藤忠雄ミュージアムのある直島。
この直島は、今でこそアートの島としてにぎわっていますが、
以前は訪れる人はほとんどいない、静かな島でした。
それをベネッセコーポレーションの創業者である福武哲彦氏が、
寂れゆくこの島を何とかしたいと動き出したのが始まりです。
当初は安藤氏をはじめ誰もが、
人が来るような島になるはずがないと考えていました。
しかし福武哲彦氏とその意思を受け継いだ福武總一郎氏の情熱が実を結び、
いつしかアートを求め、国内外から人が訪れる島となったのです。
最初は懐疑的だった島の人達も、いつしか両氏の情熱に影響を受け、
観光客に喜んでもらおうとカフェや食堂を始めるなど、
生きがいを得た人も多いようです。
安藤氏の講演でも、建築の話題よりこうした
情熱や生きがいをもつことの大切さが多く語られました。
実は安藤氏は病で臓器を5つも摘出しています。
主治医には「そこまで内蔵をとって生きている人はいるが、元気な人はいない」
と言われたそうですが、安藤氏は今も現役で活躍しています。
安藤氏いわく、生きがいがあるから元気でいられるのだと。
私にとっては、家づくりがそれにあたると思います。
自分が建てた家がお客様に喜ばれ、
幸せな暮らしをつくるなら、
それが私にとっての大きな生きがいです。